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東京駅を公開しました

サイト内でしつこいくらいに書いていますが、鉄道雑学研究所北陸支所は、今はなき鉄道雑学研究所-苦行.net-(「本所」と呼んでおります)から派生したサイトです。本所の本拠地は大阪。ゆえに本所の「駅と駅構内」のコーナーは、関西圏から東海道山陽筋を中心に、首都圏、北陸、山陰、四国、九州、そしてwebから消える前の最終形では一部北海道にも足を伸ばすなど、広く全国にエリアを広げていました。

そしてそのため北陸支所の「駅と駅構内」のコーナーは、北陸支所として、まず日本海側から、本所の東海道山陽線に対し、北陸支所では軸としていわゆる日本海縦貫線からエリアを広げたいという思いからスタートしています。
そこから年月を重ね、北陸支所もやはり九州や北海道まで、全国レベルに公開エリアを広げたわけですが、もう一つ本所の公開エリアに対し、北陸支所では開設当初より大都市圏には手を出すまいという考えも持ち続けていました。
全駅制覇を目指したいという野望は当初からなく、日本海側というよりも思い入れや馴染みの深いエリア(結局地方なのですが)をこそ取材・ページ作成し、紹介したい、という思いと、あまりに慣れない都市圏を説明する自信がなかったためです。実際都市圏の駅は当初区別がつかず、全部同じように見えていましたので…。

ただ公開エリアが広がるにつれ、(東北本線や中央本線など)比較的早くに公開を始めた路線がいつもでも未完というのもどうかという思いや、そもそも日本海縦貫線を扱いたいという思いからすると関西エリアへの踏み込みはいずれにせよ避けられず、平成18年2月に京都駅と名古屋駅を、平成23年5月に大宮駅を、平成27年8月に大阪駅を、そして平成28年8月に新宿駅を公開、エリアをじりじりと都市圏の核心へ向けて広げてきました。今挙げたこれらの都会のターミナル駅の公開更新は、それぞれ自分の中では中々の節目でした。

そして今回の更新で、サイト公開21年目にしてとうとう東京駅を公開しました。今更ではありますが、自分としては今回は相当にエポックメイキングな更新と言えます。(ただ今となっては都市圏の駅も結構作成してきたので、いざページをつくってみるとそこまでの特別感はなかったのが実感で、これまでが頑なすぎたかなという思いもあります。)

このようなスタンス、一面的に言えば、都市圏を扱わないからこそ北陸支所だ、なんていう思いすら持ってやってきているので、未だに未取材のJR駅の多くは大都市圏にあり、さらにサイト開設時から大手私鉄には手を出すまいと考えていたことから、大手私鉄はやはり未だ取材からして完全に手付かず。地下鉄、モノレール、新都市交通システムに至っては、当サイト内では無きものとして扱っています。(その一方路面電車は扱っているのは、やっぱり根っこが北陸なんです。)

自身の現在の、取材、公開が覚束ない環境は前回のこのコーナーでお伝えしたとおりですが、しかし今回の更新で、自分の中の言わば「都会に対する呪縛の最後の砦」がなくなったので、今更ながら大都市圏にももう少し踏み込んでいきたいと考えてはおります。もちろん情報の更新を図りたい地方都市の駅も相当数あって気にはなっており、やりたいことは色々とあるのですが…。

ついでに完全に余談ですが、先日実に何年かぶりに自サイトのアスセス解析を見ました。アクセスカウンターが100万を目の前に中々進まないなあとは何となく感じてはいたのですが、しっかり更新していないことのほか、都市圏を避けてきたことも如何ばかりか影響があるのかなあ、とも考えてもおりました。
ただアクセスカウンターが回らないのも当然の過疎っぷりを数字で目の当たりにしてしまい、納得と同時に反省もしている次第です。そしてこうした面からも、やはり都市圏へのトライは心に期しているところです。

とりあえず今回は東京駅公開を含めた更新となったこと、相当遅きに失してはいますが、自分としては21年目のひとつの大きな出来事として、ここに記しておきたいと思います。まあコーナーの文字通り完全な「ひとりごと」でした。



さて、ついでにと言っては何ですが、ここで2つお知らせがあります。

まず1つ目ですが、今更ながら独自ドメインを取りました。
21年前のサイト開設時、一つのドメインで鉄道雑学研究所北陸支所のほか、鉄系ではない複数のホームページをつくり、indexページはその複数のサイトの総合トップページとするという、壮大で浅はかな構想が実はありました。
結局鉄道雑学研究所北陸支所だけでいっぱいいっぱいとなったため、結果的にindexページは形骸化し、そのため独自ドメインも意味ないなと考えてずっと取得していませんでした。
ところが最近、一時期SafariやChromeなどで当サイト自体が404エラーになったり(このアクセスエラーも過疎化要因の一つとも考えているのですが)、検索エンジンによる表示がおかしくなったりと、セキュリティ面を含めて色々と支障も出ており、それらの解消に独自ドメインが必要そうでしたので、こちらも20年を超えてようやく取得に動いたものです。
というわけで当サイトのURLは、これまでに https://nacl.sakura.ne.jp にブックマークやリンクをいただいていた方がおいでましたら、http://nacl-hokuriku.com へ、つまり鉄道雑学研究所北陸支所のトップページURLは
https://nacl-hokuriku.com/tzlabohokurikubranch.htm 
修正いただきたく
お願いいたします。尚メールアドレスについては、今のところ変更していません。



2つ目のお知らせは、「駅と駅構内」以外のコーナーの各ページにも取材(撮影)年月を記していこうと、これから少しずつ追加していこうと思います。ただしあまりに前途遼遠な作業となるため、撮影日情報があるページ、ないページが混在する期間が相当に長くなることが見込まれます。ご了承ください。
これは駅取材で得た情報に対しサイト更新が遅いために、新規公開ページの情報が古くなっていることが一番の事情ですが、設備や備品は建物施設よりも更新が早く、またそれらはモノによっては社会環境の変化の影響を受けてのものである場合も多いことから、「駅と駅構内」のコーナー以上に年代を説明しておかないとおかしな感じになると思われたためです。
そしてまたそれは新規更新が覚束ないならせめてもっと情報を丁寧に扱おうと考えた結果で、前述の反省からのものだったりします。

ということで、今回は単なる個人的な感慨と、(自分にとって)エポックメイキングな更新方々の、ちょっとした変更点のお知らせでした。
(記 R7.5.18)
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